『永代経』とは、そのような名前のお経があるのではなく、『永代読経』の略で
『永代にお経が読まれる』という意味です。そこから『お寺が永代に存続し、み教えが大切に 受け継がれるように』という願いが込められた意味にもなりました。 (1) お寺が、永代に護持されていくこと。 ある程度のまとまったお金や、仏具などをお寺に進納されるのが『永代経懇志』 であり、その伝灯の懇念を受けて、お寺が営む法要が「永代経法要」です。 祖の遺徳を偲び、私自身が聞法に励んで、今度はその法灯を子孫に伝えて行って こそ、その名の通り『永代経』と言い得るのです。 |
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